退会の理由は、既にざっくりと書きました。
≫日本ライフオーガナイザー協会を退会しました
この記事では自分の覚え書きとして、協会退会に至るまで何があったかを綴っています
ライフオーガナイズとの出会い
この記事にだいたいのことを書いています。
記憶があやふやで間違っているかもしれないけど……。
≫私が病院を辞めてライフオーガナイザー®︎になった話
ライフオーガナイズも、ライフオーガナイザーも、大好き
ライフオーガナイズと出会って、感動して、自分ももっと知りたいと思って資格をとって、ライフオーガナイザーたちの協会(JALO)に入ってみたら、めちゃくちゃ面白かったんです。
JALOは、仕事と家庭しかなかった私の、サードプレイスでもありました。
近所の友人にも家族にも話せないことを相談できたし、常にここから刺激を受けていました。
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2019年の2つの転機
2019年は私にとって大きな転機となる年でした。
春は訪問看護ステーションのパート勤務を始めました。
シニア向けに片づけ作業をしたいと考えていたのでリサーチになるし、看護のスキルも維持できるし社会貢献にもなるし、働いただけ報酬がある。
慣れるまではしんどかったけど、自営をした後では事務処理全般を誰かに任せられるのがすごくラクだと感じました。
秋には大きなトラブルがありました。車対車の交通事故にあったのです。
≫先延ばししてホントに大変なことになった話 (この件は、先日ようやく「決着」しました)
数週間後に予定していた「SOHOビジネス整理術認定講座」を延期しました。
この頃、コピーライターさわらぎ寛子先生の半年講座を受け始めました。
自分が登壇するのは無理だけど、「受講」なら大丈夫だろうということで。
ただ、「事故の刑事罰がどうなるか」「自分にはどんな害があるんだろうか」と、地元でシニア向けの講座を開催するのが怖くなってしまいました。
当時、シニア向けに公共機関での講座が少しずつ増え始めていたんです。
私は「看護師だから、そういう人向けに片づけ作業に行きたいし、それが私の使命だ」と思っていたし、「私なら困っている人を助けられる」と思っていたんです。
「片づけ」の仕事でなく、別のことを始めた
延期していた講座は、体と気持ちが回復してから開催できました。
講座や作業を新たに受け付けることは、躊躇していました。
さわらぎ寛子先生の「自分を売り出す文章構築アカデミー」は文章とビジネス構築をする講座です。
毎回あぶら汗を出しながら、自分の資質や興味関心、自分の仕事などに向き合いつつ、講師やメンバーからの意見を聞いたりして、ビジネスについて考えてきました。
講座受講を重ねるうちに、「さわらぎ先生の困りごとに対応できそうだから引き受けてみよう」とやってみた。楽しかった。
素人ながら、さわらぎ先生のメインの講座のテキスト・スライド作成を担当することに。
2020年、〇〇でオンラインの需要激増
2020年も片づけに関する発信は続けていましたが、新型コロナウイルス(COVIT-19)の感染拡大で激震でした。
片づけ作業だけでなく、講座開催ができなくなる講師業の人がたくさん。
講座で学びたい人も現地で受講できなくなっていた。
私は何となくの使命感で、深く考えることなく、講師向け・受講者向けのZOOM講座を開催していました。
このときから仕事の方向性が完全に「片づけ」ではなく、「仕事の効率化>片づけ」にシフトしていたんだな、と振り返ります。
さわらぎ先生が「オンラインコミュニティのサポートしてくれる人がほしい」と話されていたこともあり、「試しに1ヶ月だけ先生のサポートさせてほしい」と飛び込んでみたのもこの頃でした。
オリジナルビジネスを構築
『売れ続けるネット文章講座』には「自分をコンテンツ化した例②スキルを活かして困りごとを解決するオリジナルビジネスを構築」として、私の事例も書かれてあります。
私の課題はまだまだあります。
もう1つ大切なのは、かといって、お客様が求めていることなら何でもやるのがいいわけではないということです。
P.102 ,さわらぎ寛子著『売れ続けるネット文章講座』,2020年,ぱる出版
さわらぎ先生の講座を受けているときに、何度も見直していた言葉が「アシスト」でした。
おせっかいで、好奇心が旺盛で、承認欲求が強い私が「アシスト」を続けていけるのだろうかと。
ひとり社長さんのビジネスアシスタントとして、多くの人に喜ばれたのは事実でしたが、そのときの私には「私はコレができます」というスキルをショーケースに並べるのがやっとでした。
どうやったら「OK」もらえるの?
私の心の根っこには「自信のなさ」がありました。
- 何をやっても飽き症で続かない。片づけの仕事もそうだった。
(これは最近、「好奇心旺盛な人が飽き症なのは仕方ない」という考えを知りました) - 専門家としてできることと言えば「看護」だけど、それを事業として成立させる意志はない。
だから常に、自分のクライアントさんやその他大勢の人に向けて、「自分がどうやったら受け入れてもらえるだろうか」を考えていました。
よく「自分軸がない」とか言いますが、そういう感じともちょっと違う。
この辺、もう自分でも「思考の整理」ができていなかったと振り返ります。
迷う!迷う!迷う!
さわらぎ先生は、私が初心者だと理解されていたので、何かと相談できました。(最初の頃は特に、私から「これでいいですか?」と確認してばかりでめちゃ面倒だったと思う!)
だけどそのうち、構築したオリジナルビジネスのクライアントさんでもあるさわらぎ先生に、仕事を相談しにくくなり、山田研太(やまけん)さんに相談するようになり、天プロに参加するに至ったのです。
「天プロ」は「成果主義から外れた異世界」に短期留学する気分で、自己理解とビジネス構築をして、自分の天才性を発揮して成果を出そうというもの、だと思います。
私は50歳くらいで天才性が発揮できたらいいな~、って感じです。
私は働かなくても価値がある
天プロに入ったことで手に入れられたのは、「根拠のない自信」でしょうか。
≫ある出会いで変わり始めた「自分の価値」に対する考え
さわらぎ先生に感謝されても、すぐに忘れてしまって、また自信をなくしがち。インストールしたばかりの新しい価値観は、ちょいちょいバグる。
なので、貼り付けておくことにします。
ちょっと元気をなくしたときに観賞する個人的趣向です……。
アシスタントしてくれている、たけちゃん(@HTorganize)。
— さわらぎ寛子@言葉で仕事をつくる (@hiroko_sawaragi) September 22, 2020
私のざっくり・てきとーな性格を見越して「ここはきっちり線を引いておかないと、先生が後でしんどくなりますから」って先回りして対策打ってくれている。神か~!
さわらぎ先生って怖く見られるようですが、優しいんですよね……
一人社長なので、いろんな方に助けてもらっている。
— さわらぎ寛子@言葉で仕事をつくる (@hiroko_sawaragi) July 30, 2020
法人営業はもともとコンサルだった方にお願いし、
講座やサロンのアシストは、たけちゃんアシストのたけちゃん(@HTorganizer)に全面的に頼っている。
たけちゃんは、頭の整理のプロ。
Zoomで1時間話しただけで、みるみるやることが可視化できた。
これまでにやってきた「ヒアリング」が役立っているのかもしれない
講座のアシスタントやテキスト作成をやってくれている「たけちゃん」@HTorganizer のアシスト力がすごすぎて、たけちゃんに頼む前に、自分がどうやっていたか、もはや思い出せない。
— さわらぎ寛子@言葉で仕事をつくる (@hiroko_sawaragi) August 20, 2020
思い付きで振り回してしまい、申し訳ない。でもギリギリまで思いついてしまうねんな…
「前はこれでOKって言ってはったのに~」と思いつつ、「天才やからしゃーない!」って感じの、爆笑したTweetでした
たけちゃん(@HTorganizer)とさわらぎさんみたいな関係性の、アシスタントスタッフが欲しい
— さわらぎ寛子@言葉で仕事をつくる (@hiroko_sawaragi) February 12, 2021
とよく相談される。
たけちゃんに、今日も今日とて助けられています。
たけちゃんのサポートは、いつも絶妙で、そうきたか!と思うことばかり。
「熱狂的オンラインアシスタント」って肩書きぴったり。
ステージが上がったらファンは作れても、アシスタントを見つけるってのが難題なのかも。
「心許せる場での自己開示」が、私が「さわらぎファン」から「熱狂的支援者」に変わった瞬間でした。
以前はプロフィールも添削してもらってましたが、だんだん自分でしっくりくるものでGO出せるようになったことに自分の成長を感じる……
心底楽しいことをやりたい!でも仕事は仕事。
さわらぎ先生の仕事に関しては、めちゃくちゃ面白いこともあるし、正直面倒なこともある。
どんな仕事も基本的にそういう両面があるものだと私は思う。
面倒なことをできるだけ減らせるように工夫して「好きなことだけを仕事にする」ってのもできなくはないと思う。
でも「めちゃくちゃ面白い」が基礎にあるから、先生からオファーがある限り続けていきたい。
(さわらぎ寛子は面白い!)
面倒なこともやり続けてたら、自然とクリアできていることも多いし、まだ大丈夫。
(習熟だけでなく、状況変化とかでクリアすることも)
訪問看護もそう。
好きなのは、利用者さん(患者さん)が「実は〇〇」な新事実を知ったり、その人を通して新しい発見があること。
嫌いなのは、渋滞した道路の運転、後の予定に差し支えるトラブル。
ちょっと考えさせられるのは、利用者さんでなくご家族の意見が反映されるケア。
自分の中で事実と感情を整理できたら、混乱しない。
さわらぎ先生にも訪問看護ステーションにも、かなり融通をきいてもらってると思う。
ただこれまでの私は、「私のような者が融通をきいてもらっちゃってて、本当に申し訳ないです」って気持ちがいっぱいだった。
ライフオーガナイザー®でビジネスを始めたとき、「これ以上ご無理を申し上げるのは申し訳ない」と思う気持ちも強くて病院を去ったんだし。
病院は「息子がひとりで登校できくなったから明日から遅刻します」っていう申告にも対応してくれてた。私に働いてほしいし関係性を続けたいから対応してたんだと今なら思える。
「片づけ」への執着が強いかどうか、も気になった
自分の創作物への執着❶
2019年にはいわゆる「断捨離®騒動」がありました。
「断捨離®」に関連した複数の商標登録の誤用や権利侵害をめぐって、テレビ番組やYouTuberなどの発信者が、やましたひでこさん側から抗議があったとかいう件です。
≫片づけ動画やブログの商標登録問題について思うこと
私は個人的には「その言葉、使うな!」じゃなくて便乗して「正しい概念や手法はこうです~」と売り込みたいと思う。
だけど、やましたさん側には「断捨離®」や関連事業に強い執着・思い入れがあったんじゃないかと推測します。
嫌われること必至だけど、それを差し置いて発信者に抗議したっていう思いがある。
自分の創作物への執着❷
ちょうど悩んでいた頃、超ベテランのライフオーガナイザーさんの、片づけ作業のアシスタントを2回経験しました。
(協会内でアシスタントを募集されていたので、手を挙げてみたんです)
そこで、メインオーガナイザーさんの知識、技術、情熱とかにものすごい「差」を感じました。
現場はもちろん楽しかったし、勉強になったけど、「私には彼女のようにできない」と思ってしまったんです。
現場研修生さんも同行していたのですが、彼女たちは現場の仕事が本当に楽しそうでした。
そこにも「差」を感じてしまった。
ちょうど「自分の仕事」と向き合って悩んでいたからなのかはわからないけど、「私はできるようにならない」っていうイメージが先行してしまいました。
私は、「ライフオーガナイズ®」にも「片づけ」にもそこまでの執着はない。
そんな結論に至りました。
私は片づけをしなくても、明日から生きていけないほど困りはしません。
クライアントさんやほかの大勢の人も片づけないせいで直接的に死なないし、個人の自由じゃないかと思うし。
片づけのプロってのは、例えそうは思ってても、ついつい片づけ関連のことばかり考えてしまうような、そういう人なんじゃないかな。
でも私はそうじゃなかった。
だんだん興味関心が「仕事の効率化」や「ひとりビジネスのサポート」に移っていった。
自分のモチベーションが低い状態でも、クライアントさんが期待する想定レベルの成果を出せる。
そういう人がプロなのだという考えを最近知った。
そう考えると、私は交通事故がきっかけで「片づけ講座」を避けてきたようだけど、そういう「プロ意識」は欠落していたのかもしれない。
これから何する?
引き続き、さわらぎ先生の継続サポートをしていきます。
「天プロ」での学びを積み重ねて、自分の天才性を作っていこうと思っています。
私の「幸せ」のためには、もしかしたら「天才性」は必要じゃないかもしれないけど、なんか面白そうだから。
竹本ひろこ
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