「憧れ」と「できない自分」を見直してみる話

今までは、考えるの面倒だから、「これはこう!」と「既知の枠みたいなもの」に当てはめて、その枠の中だけで行動するのをよしとしていました。

でも山田研太さんの「天プロ」に参加してみて、変わってきたなぁと思っていて。
自分が大切にしたい価値観が変わってきたなぁと。

あ。考えてることをつらつら書くだけの記事です。

憧れの罠

「掃除が面倒なので、ものを最小限に減らしたい」
「ミニマリストみたいな厳選したお気に入りのものしかない部屋がカッコイイ」
「定番を決めたら考えなくて済むからラク」

そういう考えをもっていました。

まぁそれは今でも変わらないというか、むしろイイと思っているんですが。

部屋に置く「モノ」自分の「定番」って、「本当に自分の基準なのか?」ってのに気づき出したんです。

こういうビジュアル、佇まい、ポリシー素敵やなぁ、私も真似したいけどそこまでは無理やなぁと思うわけです。

中山あいこさんもそうですが、ライフオーガナイザー®には、こういう暮らしをしている人がたくさんいて。

あげると、本当にきりがないんですが。
例えば香村薫さんとか。

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とても素晴らしく素敵で、いいな!と賛同しています。

私もこういうスタイルを真似したいし、なかなか近づけない自分にじれったく感じてもいました。

そもそもがズレてるんやなと。気づいたんです。

なぜ、憧れるとしんどくなるのか

私の現時点の考えでしかなくて「たけちゃん、それは違うよ」というご意見もあるかもしれないんですが、書いてみます。

物理的に無理

住空間、金銭的制約、家族に関することなどの条件で、真似したくてもできないってこともあると思います。

今の自分にできる範囲でできることから始めてみたり、現状を打破していく選択をする、ってのがいいのかなと。

心理的に無理

「憧れてていいと思ってるのにできない」のは、心理的に抵抗があるからなのかもしれないなと思いました。

憧れの人が「コレ買いました!」ってSNSに投稿したものを、自分も欲しいと思ったとする。
で、預金残高にはそれを買うだけの金額もある。
でも買わない。
ほかの物事にお金を使いたいから、買わないことを選んでいる。

うーん、「心理的に無理」というよりも、それが自分の重要・優先事項じゃないってことなんでしょうか。

「憧れ」から仕入れるもの

憧れの人の「ビジュアル」「もの」「活動」「ノウハウ」そのものでなく、「ポリシー」「考え方」みたいなのを仕入れたらいいんじゃないかと思いました。

仕入れてみた「ポリシー」や「考え方」は、自分とどう違うのか。
自分はどんなふうに生きていたいのか。
どれくらい注力するのか。

私はツールとかノウハウとかめっちゃ好きだったのですが、そこからちょっと興味がそれてきました。
「私じゃなくてもいいやん」っていう感じに。

変化する日常と見直しどき

最近、変わったことがありました。

先日、小6の息子に自室を与えてみたら、自分で進んで片づけ始めて驚きました。
共有スペースでは散らかし放題きわまりなかったのですが、やる気にならなかっただけなんだなと。

娘は娘で私にべったりで、私はしんどくなってます。
いや、お互いかな……。
これまで「娘がある程度離れている」前提で、毎日の時間を組んでいたから、それも見直しどきやなと思って、いろいろ行動しています。

こうしたわが家の変化っていうのは、ごくありふれたものかもしれないけど、私の人生にもわが家にも一度きりだと思う。

ここ最近の大ヒット、『サラバ!』にもあったんですけど……。

第六章 あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ。

p.263 2014年小学館 西加奈子『サラバ!(下)』より

こうしたほうがいいよ、という意見があっても、考えてくれたことに感謝しつつ、どうするかは自分で責任をもって決めていきたい。

「ガチャガチャ買いたい~!(母のお金で)」「300円のがほしい」
「ママどれがいいと思う?ママが決めてー」

私自身、「あの人が言ったからこうした」っていう経験は、いくつも後悔している!

自分が自分で考えようとしなかったから、「私ならどうか」をほかの人にゆだねてしまったからだ。

好きだから、言われた意見に迎合しちゃうんだろうか、子どもたちの口から「お父ちゃんが言うから」「ママが言うから」と聞いたときは愕然とした。

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