読書のしるし:西加奈子「サラバ!」

たけちゃん
たけちゃん

これは出会うべくして出会った本じゃないかと思った。
私だからだと思う。ここ数年でいちばん泣いた本。

読書のしるしってのを毎月書いていたんですが、面白くなくなったのでやめます。

今回からは書き留めておきたい本だけブログで紹介してみようかなと。
(Instagramに記録は残っているし、投稿するほどでもない本は封印しています。)

今日は、この本との出会いを残しておきたくて。

2014年の西加奈子さん著、「サラバ!」です。

西加奈子さんには、以前から興味があり、読んでみたいな~と思っていて。

たまたま見つけた椎名林檎さんとの対談動画。
もともと椎名林檎サイドにいた私ですが、西さんの面白さに惹かれて。
「サラバ!」読まなきゃ!と思いました。

「サラバ!」はイラン・テヘランで、主人公の圷歩(あくつ あゆむ)が誕生するところから始まります。

ちょっとワカラナイ世界ですが、だんだんわかる箇所が出てくると面白くなって夢中になりました。

本はかなり分厚い、長編小説。

(文庫本もある)

ずーっと読み進められたのは、男子の日常や性という未知の世界への好奇心がかきたてられたこと。
東條真紀さんのトトノエル鑑定に「おすすめ本」として「サラバ!」が載っていたこと。(すっかり忘れていたので、発見したときはめちゃくちゃ驚いた。)

下巻は一気に読みました。

後編は、ストーリーがどんどん動き出すのが面白かった。
登場人物みんな、どうなっていくのかを見たかった。

変人の姉が思いを語り始め、そこから私の断続的に涙、涙、涙。

圷家はひとことで言うと「複雑な家庭」で。
私も平凡とは言いがたい家庭で育ったので「わかる~」と思って読んでいました。

(ずっと主人公の歩目線で書かれているのがミソです。)

終盤、歩が「ホテル・ニューハンプシャー」の文章について、書いていた箇所で、私もなんだか救われました。

ブログを書くにあたって知った動画。
西さんは、テヘラン出身、大阪育ちらしく。

「サラバ!」には西さんの人生も入魂しているんだろうなと思いました。

歩が触れていく音楽も実在するもので、ストーリーの深いところを体験できるのもいいなぁと思う。

たびたび出てくるNina Simoneの「Feeling Good」

西さん自身が、すごくすごく面白い。

面白い人の表現は、めちゃくちゃ面白い!

今学んでることともかぶってて、頭がスパークして楽しかった。」」

大好きな作品です。

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