2023年の春から受講している「自己解放プログラム」では、ひとりひとりに自由課題が出ます。
私の最初の課題は、「自分自身の美しさ」を表現してくださいでした。
これ、めちゃくちゃ難しかったです。
取り組んでみたら考え方が少しずつ変わったように思うので、書き留めておきます。
「いつの友人も、可愛い」と思う私
友人がSNSに投稿した昔の写真を見て、「可愛い」と思った。
いつでもそこにはそのときの友人がいる。
キャプションには、「このときの私はこうだった」など当時何について悩んでいたかとか書いていた。
今も可愛いけど、この頃があったからなんだなあ、可愛いなあ、愛おしいなあと思った。
「私の場合はダメ」と思う私
自分の場合はどうだろうか。
そうは思えない。
いつでも愛おしいだなんて思えない。
私は「自分の力を発揮しているとき、やりたいことがやれているときが美しいって感じるかもしれない」と思った。
春、田舎で暮らす友人の家に遊びに行った。
化粧っ気もなくて特別おしゃれな格好をしているわけでもなかった。
でも美しいと感じた。イキイキしていた。
「今やってることが心底楽しいんだ」ということが彼女の態度から言葉から伝わってきた。
だから私は「今日やるべきことをやったったぜ!」と思った帰り道、自撮りをした。
それがこの画像。
後日、また別で、このモデルさんを真似て自撮りした。
(『ダメなわたし自典』9ページ参照)
自撮り画像、自分ではエグいなーと思ったんやけど。
3人のメンバーが肯定的フィードバックくれて、すごくびっくりした。
自分はダメだと思っているものなのに、「それアリだよ」って感じる人もいるのか…と思って驚いた。
そういや、人の悩みを聞くと「私もその悩みあるよ!」「聞いたことあるよ!」「それって〇〇だよね」というふうに、つい横入りしたくなることがある。
そういう現象も抽象化すると「それ、アリだよ」って反応に繋がるなあ。
人の好みってわからんなあ…。
そんなふうに思った。
プログラムで定期的に開催されるグループセッションで、たみ子さんからコメントをもらった。
- たけちゃんは、自分の色素沈着がこのモデルさんと同じくらいの大きさだったら、自分のことを好きと思えますか?なんで思えないのか、過去の出来事から探ってみてください。
- 「他者評価される自分自身の美しさ」を表現してください。体のパーツとかじゃなくて、たけちゃんってわかるように。
そこで私は、まず過去の出来事を探った。
「私じゃダメだ」と知った私
私の色素沈着がそばかす程度の大きさでもダメだと思う背景理由を、過去の出来事から探った。
人はいいのに、なんで自分はダメなんだろう?
どこかで「私じゃダメだ」って思ってたのかもしれない。
私が小学生くらいの頃か、大好きなおばあちゃんが私に、「弟君はにこにこしてるだけでいいなあ」と話した記憶。
私は弟のことは何かにつけて憎んでいた。
弟は何も考えていない、後先考えなくて、そのせいで私が迷惑している。
そんな不満があった。弟を妬んでいた。
「後先考えなくて、私や大人がフォローしてくれてあんたはいいなあ!」みたいな。
だから、おばあちゃんが弟のことを褒めたとき、私のことを否定された気分だった。
私は弟じゃなくて私のことを褒めて欲しかったんだと思う。
弟関連で言うと、昔弟が指をナイフで切ってしまったのも記憶に残っている。
母が出かける前にバゲットを置いていって「お母さんがいないときに包丁使ったらあかんで」と言って出かけた。
家に弟と二人きり。二人とも小学生。
弟はバゲットを食べたかったようだ。
弟は包丁でパンを切ったけど、自分の指も切った。
「何やってんねん」と思いながら、「お母さんがあかんって言ってたやろ?!」とか言いながら、私は血をどうにかしようとして、台所に弟を連れて行った。
水道の蛇口をひねって、指から出る血を洗い流した。
もちろん血は止まらない。ずっと水で流した。
母が帰宅して、水を止めて止血した。
おねえちゃんだから頑張ったのにできなかった。
そこで私は「頑張っても報われない」と思ったんだと思う。
私じゃなくて弟が選ばれる現実。
私がやっても成果がない現実。
だから、その場にいたくないって感じなのかな。
「私が頑張っても無駄」「私はどうせやってもうまくいかない」
その思い込み、(固定観念、スキーマ、メンタルブロック)があるから、自分の苦手分野では努力しないことを選び、最初から放棄する。言い訳を見つける。自分がそこで戦わないことを証明したがる。
そんなふうに思う。
自分の痛い部分を知ったけど、まだまだすっきりはしない。
次の自由課題「他者から評価される自分自身の美しさ」を表現して、自分のイメージが変わり始めた気がする。
自己解放プログラムレポート、つづく。
「他者から評価される自分自身の美しさ」を表現しなさい竹本ひろこ|コンテンツ組み立て人
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