2023.9.30自己解放プログラムエキシビションに出ます

私は今年の春から碇たみ子さんの「自己解放プログラム」に参加していました。

その最終演目に出ます。

碇たみ子さんとプログラム受講生のトークや、舞台パフォーマンスや作品展示があります。

「自分らしい」って、どういうことなのか、疑問でした。

目の前の生活のために、人のために頑張ったり我慢したりを続けていると、自分の気持ちを後回しにしてしまいます。

次第に自分の気持ちががわからなくなって、自分らしさを失ったような感覚になってしまいます。

「たけちゃんって、こうだよね」と誰かに言われると、それが良いのか・悪いのかまずジャッジして、それにふさわしい自分なのかジャッジして、疑問に思ったり喜んだり落ち込んだりしていました。

「自己プロ」に参加したのは、「もうすぐで　“これが私だ”　というものを表現できそうなんだけど、人と自分の理解がずれているから、たみ子さんに手伝ってほしい」という考えからでした。

「自己プロ」に参加してみたら全然違っていました。

甘かった。

「こんな私は見せられない！」という自分の面がいくつも出てきました。

自己解放がもうすぐでできるんじゃないかと思っていたんですが、まだまだでした。

「自己プロ」で最初に出された課題が、「自分自身の美しさ」を表現しなさい　でした。

私は自分のことを美しいと思っていないので、どうしたものかと考えました。

友人の昔の写真をSNSで見て、「どんなときも可愛くて愛おしいなあ」と思ったのですが、自分のことは「いつでも美しい」とは思えませんでした。

調子づいているときと、落ち込んでいるときと、自分に対するイメージが全く違っているからです。

「自分自身の美しさ」の課題で「人の場合はいいのに、自分だとダメだ」と思っていることに気づきました。

ほかにもあります。

私の場合、安心できるコミュニティの中では、ほかでは見せられない自分の一面が露呈していたし、自分からも表現できていました。

でも、ほかのところでやっちゃったら、怒られたり、嫌われたりするじゃないですか？

ダメやんね？　大丈夫かな？

そういう不安があります。

そこで、「こんな私は見せられない！」「こんな私はダメだ」を集めた『ダメなわたし自典』を9月30日のエキシビションで公開します。

「ダメなわたし」を世に出すことが、私にとっての自己解放なんじゃないかと思ったからです。

「こんな私は見せられない！」「こんな私はダメだ」を公開することで、私自身が安心できる環境を広げられたらいいなと考えています。

ちらっと中身を見た人からは、「すごい」「面白い」「めっちゃ楽しみ！」と言われている自信作です。

『ダメなわたし自典』は、9月30日から予約販売の予定です。

会場では『ダメなわたし自典』を実際に手にとって自由にご覧いただけます。　

ぜひ会場にお越しください。

『ダメなわたし自典』をみた人には、「たけちゃんってこんな人なんですね」と理解されたりされなかったり、好かれたり嫌われたりする。

私のことも『ダメなわたし自典』のことも少しは知っていても興味がなくてみない人もいる。

そういう現実を受け止め、自分の変化を見守りたいと思います。

本ページ掲載の朗読会の写真は、ハルさん撮影です。ハルさん制作の動画はこちらからご覧いただけます。