これは、中矢くみこさんにイメージ通りに仕上げていただいた画像です。感謝しています。
私は昨年11月の誕生日に便乗して、画像制作を外注した。
それに絡んだ話をしたい。割と長いです。
突然ですが。
ヘアカットは、自分でできる気が全くしないから、いつも私は、家の近所の美容師さんに依存している。
自分では前髪くらいしか切ったことはないし、それさえも、これまでにはまあまあ失敗してきた。
フットネイルは私にとって必要かというと、そうでもない。
そうでもないけど、やりたい気分になることが、まれにある。
自分でも色を付けるくらいなら、ある程度はできる。
でも、そのほとんどが、自分の理想どおりにいかない。
上の写真のような装飾を施すには、技術のほか、専用の材料や機械も必要とする。
お金と時間をかけて自分でやるよりも、ネイルサロンやネイルの趣味レベルが高い人にお願いしたほうが、話が早い。
そんなふうに、実現したいことが自分では全くできないときとか、自分でもそこそこできるけど自分の時間やエネルギーをかけたくないときとかは、プロや自分以外のできる人に任せる。
そういう人がほとんどなんじゃないかと私は思う。
今回、私が画像制作を外注したのにも、そういった理由がある。
- イメージの画像がほしいから。
- 自分がやることを抱え込みすぎていていずれ「外注」をしたい。
その練習に迷惑をかける人が少なそうな、趣味的なことから、まず外注してみたいから。
ほかの人にお願いしたかった理由はこの2つだ。
ここからは、
- そもそも、この画像は何なのか
- なぜ「作りたい」と思ったのか、その背景
- 今回の外注がうまくいった理由
について書いていく。
「天プロ」バナー画像の背景
私の発信をフォローしてくれている人は、既にご存じかも知れない。
2020年半ばから私は「天プロ」「山田研太さん」に関する発信がやたらと多い。
天プロとは、天才プロデューサー山田研太さん(やまけんさん)主宰の、だいたい4ヶ月のプログラムで、正式名称は「自分の天才性をビジネスに落とし込み、唯一無二のポジションをつくるための天才系(アート型)ビジネスの世界にどっぷり浸かる短期留学プログラム」と言います。
「アート型ビジネス」とは、「他人から見ると無駄なこだわりや好みの偏りを含めて、自分のこれをこういう形でやりたいという気持ちを、他の何よりも最優先するビジネスのあり方」のことです。
一般的なマーケティングビジネスが、稼ぐことを良しとする一方で、「アート型ビジネス」では、「自分にしかできないことをやりたい」という気持ちや、しあわせであることを、何よりも優先していきます。どれだけ結果が出ていても本人の心が喜んでいなければダメだよね、という価値観です。
一般的な「語学留学」の醍醐味は異文化との触れ合い。「アート型ビジネス」の短期留学プログラムである「天プロ」も、全く新しい価値観に触れ、一生の仲間と出会う場をつくるため、「遊ぶ」「学ぶ」「働く」「飲む(語る)」をテーマに、さまざまな企画を用意しています。
天プロ1期バナーは「世界観づくりのプロ」碇たみ子さんの作品だった。
天プロの各学期では、膨大な情報を格納するために、Facebookグループが併用されている。
天プロ1期のFacebookグループでは、碇たみ子さんが制作した画像がバナーとして使われた。
碇たみ子さんと言えば、やまけんさんのメルマガや、先日の「アート型ビジネス最新事例&理論をもう全部シェアしちゃうよ会」で事例紹介されていた方。
天プロチャットでの、やまけんさんの発言から知った。
たみ子さんから、やまけんさんに「バナーがないようなので、もしよかったら」と、と例のバナーを送られたようだ。
たみ子さんは、その後しばらくして妊娠され、天プロオブザーバーから離れた。
天プロ2期にバナーがなくて不便だったので、しのびないけど作ってみた。
私は天プロ1期が良かったので、2期の再受講を決めた。
天プロ2期のグループに入ったら、バナー画像がなかった。
やまけんさんがたみ子さんのバナーを使わなかった理由は、私にはわからない。
忘れてたのだろうか。
私は個人的に所属しているFacebookグループがやたらと多い。
バナーがないとほかのグループと埋もれてしまう。
私は個人的に、文字を読み込まないとわからないのがストレスなことがある。
天プロ1期と2期とバナーが一緒だとちょっと辛い。
「私なんかが作っても、たみ子さんみたいにできないな……」と思った。
相手はプロ。
たみ子さんみたいにできないのは当たり前なのに、私はついつい、そう考えこむ。
だけど「こうしたい」というイメージがあって作ってみることにした。
2020年12月に開催された「自分の天才性をビジネスに落とし込み、唯一無二のポジションをつくるための天才系(アート型)ビジネスを、どう実践すればいいか?」で使用されたスライドのイメージだ。
黄色と白とオレンジの組み合わせにより低すぎる視認性。
「これは異質以外の何ものでもありませんね」というスライドだった。
でも、このデザインの背景を聞くと、今でも「エモい!」と脊髄反射的に叫びたくなる。
バナーには、黄色と白の粒を使うと決めていた。
そんなことも加味しながら、自分でできる範囲で、自分の希望やこだわりも入れながらバナーを作った。
Canvaで無料で。
Facebookグループをいくつか一覧で表示したときなどに「正方形」にバナー画像を切り取って表示することがある。(仕様はコロコロ変わるようだ)
そして誰も気づいていないかもしれないが、私自身の天プロ2期の卒業論文にもこの画像を転用して伏線を貼っている。
天プロ3期で2期の画像が使われていたので、しのびないけど作ってみた。
ありがたいことに、天プロ3期スタートから約1ヶ月後にサポーターとして、メンバーと合流することになった。
天プロ3期のFacebookグループに参加した私は、天プロ3期で天プロ2期のバナーがそのまま使われていたことに気づいた。
私にとってはやっぱり、「天プロ3期」に「天プロ2期」のバナーが使われていたのが不便だった。
この黄色の同じバナーが2つ並んでいるから、「2期」「3期」のFacebookグループは、文字で区別しないといけない。
ほら、1期の懸念事項が出てきた。
そして、お気づきの方もいらっしゃるかもしれない。
天プロ2期のバナーは、「天」と「プロ」を数字の「2」のような曲線でつないでいる。
3期に数字の「2」が出ていることが、個人的に、ちょっと気持ち悪い。
何よりも、やまけんさんに私の制作イメージを伝えていなくて申し訳ない。
黄色のスライドの元を作った、あのデザイナーさんは、エモい制作イメージをちゃんと伝えていたのに。
そこで、天プロ3期のバナーを制作することにした。
3期でも、また「こうしたい」のイメージがあった。
天プロ3期には、リラックス感ただよう女性が何人かいた。
3期参加後すぐに妊娠が判明したメンバーもいた。
「自分のペース」「自分の世界」を大事にしている彼女たちに、私は、穏やかな海の雰囲気を感じた。
あと、やまけんさんはキアヌ・リーヴス主演の、映画「マトリックス」が大好きなんだそう。
このバナーを作った後、やまけんさんにこの画像の制作背景を伝えた。
マトリックスと巨乳をイメージしてFacebookグループのカバー画像サイズでひとつ作ってみました。
■マトリックス(基盤・母体)
■3(巨乳のカタチ・トリニティー)
■カラーイメージは、カリブ海とクイーンコンクシェル(貝で子宝、母性の象徴)
個人的に3期で使用するので共有してみました。
(Facebookグループのカバー画像を毎回変えると持続可能性低めちゃうもんな……と思ったりして)
やまけんさんがマトリックスを観ると寝られるのは、そういうことなんでしょうね……
うんうん。
≫おっぱいの話|やまけん(山田研太)/プロデューサー|note
個人的に使用するために作ったので、やまけんさんの採用・不採用はたいして問題ではない。
こういう変な妄想をして勝手に送り付ける。
自分が受け入れてもらえる体験があると、発信できると改めて思う。
(さわらぎ寛子著『発信力を強化する「書く」「話す」サイクル』 p.181右下重要)
天プロ4期では、自分では理想実現できず、外注することにした。
天プロ3期メンバーには、「まるちゃん」というやまけんさんのバナーやアイコン画像を描いている女性がいる。
4期のバナーもまるちゃんが描くだろうな、そうなったほうが描いたほうがいいんだろうな、と思っていた。
やまけんさんにとっても。まるちゃんにとっても。
でも、ちょうど映画『マトリックス4』公開決定のお知らせがあり、「マトリックス4のイメージ画像」を見かけた。
天プロ4期スタートと映画公開時期が重なりそうで、タイミングいいな。これは2つを引っかけてバナーで遊びたいな。
私はそう思った。
まるちゃんがバナーを描くかどうかはさておき、どうしても私は自分のイメージをアウトプットしたかった。
それは、私自身が面白いからだ。
自分の秘密にせず送り付けるのは、相手に承認されたいという気持ちが大きいのかもしれない。
私はわりとサプライズが好き。
それって相手は喜ぶだろうとタカをくくった自己満足なんじゃないかとも思うけど。
天プロ3期の終わりも見えない9月頃に着想した。
ずいぶん先走っていた。
私は、「やまけんさんショートボブ仮装画像」と、「マトリックス4のイメージ画像」と「マトリックスっぽいフォント」を探した。
まるちゃんが、「やまけんのアイコンのマトリックス風の背景画像」をくださった。
ほか、どうにか素材を準備して、どうにか自分で作ろうとした。
そう、Canvaで、無料で。
ホラ、きた。
私にはどうにも実現できない。
まるちゃんとA先生にどうやったらマトリックス4のパロディ画像ができるか聞いた。
「Photoshopでいけそう」「たけちゃんなら、たぶんすぐにできるよ」と教えてくれた。
これからPhotoshopをマスターする気力は私にはなかった。
今抱えていることで精いっぱい。
私はイメージを固めてから誰かにお願いすることに決めた。
やまけんさんプロデュースメンバーのきむかつさんにも、「たけちゃんは外注していくと良さそうです」と天プロ1期から言われていたことだし。(なんと2020年前半、1年以上前から……。)
ふわっとしたイメージのラフ画像なら私にも作れるから、サンプル画像を作った。
そして昨年の誕生日に便乗して、「Facebookの友だち」限定で、制作を請け負ってくれる人を募集してみた。
Facebook投稿。
42歳になりました。
2021年の私の誕生日のFacebook投稿より引用
深キョンと同じ誕生日です。
ただいま、仕事のアレコレ、子どものアレコレでてんやわんやです。
それって、なんでその状況になっているかというと、私がいっぱいやりたいことがあるからなんです。
実はそれ、うすうす気づいていたんです。
私も、以前からずっと人にそうお伝えしてきていました、実は。
私、「私はほかの人に迷惑かけられても大丈夫だけど、ほかの人に迷惑かけるのは申し訳ない」って思っていました。
「外注やりたい、やらなきゃ」って思ってたけど、コミュニケーションとれるかな、って心配もあり、躊躇していました。
だけど今、キャパオーバーです。
お願いするほかなくなってきました。
そういうわけで、誕生日に便乗してお願いがあります。
長くなるのでお願いきいてくれる希少な方はコメント欄をご覧くださいませ……🙏
(画像は2歳と31歳かな?前髪ピン留めとおむつパンパンがなんとも言えない。ゆっぴ可愛すぎ)
コメント欄。
[ダメ元でお願い]
2021年の私の誕生日のFacebook投稿のコメント欄より引用
Photoshopでの画像編集をお願いしたいです。
■jpg 1,640 x 856ピクセル(または1.91:1の比率) 1枚だけ¥3,000
デザインは決まってるんですが、自分で編集するスキルがありません。
Photoshop使える方は、20~30分くらいで作れるんじゃないかなと思うデザインです。
デザインが決まっているって、創作意欲がわきづらいかと思って遠慮していました。
私自身が言われた通りにデザインするのがつまらないからです。
でもそれって私だけで、軽い気持ちで「やってあげるよ」って人もいるかもしれない……。
「42(しに)とか縁起悪いから助けてあげるよ。Photoshop使えるし。」って人もいるかもしれない……。
「¥3,000ならココナラより報酬いいからOK」って人もいるかもしれない……。
万一、そういったありがたい方いらっしゃったら、個別でお知らせくださいませんでしょうか。
誰もいらっしゃらなかったら、依頼する側としてのココナラデビュー、してみます!
今後も、手放す練習していきます。
(クレクレ体質を言語化してからは、我こそはクレクレ体質なんじゃないかと疑う日々を送ってます)
こうして一番先に手を挙げてくださったのが中矢くみこさんだ。
何度かやりとりして、3回目に送ってくださった画像が、こちら。
女性化したやまけんさんの画像を、胡散臭めの雰囲気、かつ、『マトリックス4』っぽく仕上げてくださった。
「天プロ」サムネイル画像の外注がうまくいった理由
この外注のチャレンジは、私としてはすごくうまくいった。
その理由を記録しておきたい。
- 雑でも、ゴールイメージをビジュアル化して、共有していた。
- 私がお支払いできる金額を、事前に示していた。
- お互いの言葉にズレを感じず、やりとりにストレスがなかった。
- 中矢さんが、私の意向を確認してくれた。
- 中矢さんの本業は別なので、今後いつでも彼女に頼めるものではないと私は理解していた。
私は中矢さんの制作物が、どの程度のクオリティーなのかはわからなかったけど、「Photoshopが使える人は、私のCanvaのサンプル画像よりは、クオリティーはいいはず」と考えていたので、そのとおりになった。
本物と同じクオリティーを求めるのであれば、本業としてやっている人に正規の金額を支払うべきだと考えている。
このことを足掛かりに、また外注にチャレンジしていきたい。
自分の妄想や構想は、必ずしも自分で具現化しなくてもいい。
もっと効率良く美しく早くカタチにできる人に頼んだっていいんだ。
私にはもっとやるべきことがある。
天プロ3期終了後に、今までそばにあった大事なことに気づくことができた。
私はもっと効率よく、私が一番大事にしないといけないことに心血注いでいきたい。
おわりに
この一連の話、墓場までもっていっても良かったような、そんな気もした。
でも、「天プロ」は私のプログラムではない。
私は、現在過去未来、天プロを面白がってくれる人と共有したいと思った。
私は、家の事情で天プロから一旦離れていますが、全体ではゆるく、一部では濃くつながっています。
これから、やまけんさん、天プロ、天プロメンバー、私自身も、どうなっていくのか。
楽しみにしています。
ちょっと話がそれるけど、あともう一言。
「181ページの右下だけでも、持って帰ってください。セクシーサンキュー!」
竹本ひろこ|コンテンツ組み立て人
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