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今回は「私のスキーマを解明していくぞ」の意気込みや、私のスキーマに対しての仮説などを書いています。
スキーマとは、「自分の反応の元になる価値観・思考」と私は理解しています。
価値観とか信念の深層にある思考が、反応を起こします。
「赤信号では止まらなきゃ危ない」というスキーマがあるから、赤信号ですぐに停まれるというイメージです。
このスキーマって、その場に適応して生きていくために形成されるものらしいです。
でも、まだいろんなことを知らない時期に形成したスキーマが、のちのちの生きづらさにつながってしまうことがあるみたいなんです。
それが「早期不適応スキーマ」などです。(など、とはいえ、ほかに何があるかないかも知りません)
それでは、私のスキーマの話をします。(私自身への愛情と労いをこめて「マイ・スキーマ」と呼びます)
マイ・スキーマを感じたできごと
SNS投稿に、いただいたコメントから「私のこの思考と反応ってスキーマやん」と気づいた一件がありました。
どうやら私は、相手の反応まで自分の責任にしたり、コントロールしようとしたりしているようなのです。
詳しくはこの記事に書きました。
いま、私の日常で比重の大きい課題です。
なぜ、いつも、私はこうなのか。
悩んでいたけど、変えられなかった。
現実を変化させる、実現可能な考え方や方法を知らなかった。
スキーマ解明していく
2022年3月頃から、じっくり2年かけて学ぶ「トリセツ講座」を受講しています。
1年のお膳立てレッスンを経て、2023年2月頃、待望のスキーマ療法に突入しました。
自分が望んでいない過去の現象を掘り起こすなど、記憶にも感情にも負荷が大きなワークです。
いろんなワークをやって、ひとつ仮説を立てました。
- 「有能でいたいし、自由に感情表現したい、誰もに理解されたい」という欲求があったけど、現実、うまくいかないと知った。
- 「絶対的に、自分には欠陥がある、感情は抑えなければならない、自分は誰にもわかってもらえない」という思い込みが形成された。
- ②でありながらも、①を強く求めるため、②を感じる現実に対して、どうにかしようと反応する。
「嫌われたくない」「攻撃されたくない」「私の欲求よりほかの人の欲求のほうが適切で優先すべき」のような思考がわく。 - 自分よりも相手を優先するのは当然のこと。でも、相手優先で行動し続けるのは疲れる。
このマイ・スキーマ①のおかげで、私はたびたび自己犠牲感に苦しんでいたのだと思います。
医療福祉系の仕事に就いていた当時、夜勤だからしんどい、子育て中だからしんどい、そうとらえていたんです。
夜勤とか子育てとかの要因もあるだろうけど、今思えば、このスキーマのせいで余計にしんどかったんじゃないかなと思います。
これ、不本意な現実に対してのひとつの仮説なので、ほかにもあるんじゃないかなって思うと、気が遠くなります。
でも、自分のためにトレーニングやっていきます。
あと、よく生き延びてきたね……、私。
マイ・スキーマもお疲れ様。
スキーマの話、たぶん、続く。
竹本ひろこ
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