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ホームページを自分で作りたいけれど、どのサービスを使えばいいか迷う。
そういう方向けに、かんたんに無料で使えるホームページ作成サービスのうち、「初月無料」などのしばりのないものを7つ選びました。
それぞれのサービスでどんな特徴があるのか、見ていきましょう。
この記事の情報は2024年3月時点の内容です。各サービスサイトでご確認お願いします。
7つのサービスを比較
無料のホームページ作成サービスを選ぶ際のポイントを、表に整理しました。
サービス名 | かんたん | デザインの自由度 | 独自ドメインOKのプラン | ビジネス向け機能 |
---|---|---|---|---|
Googleサイト | ||||
WordPress(.com) | ||||
ペライチ | ||||
Jimdo | ||||
STUDIO | ||||
Wix | ||||
Ameba Ownd |
サポートも選択のポイントになりますが、無料プランだとサポートはなく、ガイドやヘルプページのみのところがほとんどです。
では、各社どんな特徴をチェックしましょう。
Googleサイト
Googleサイトは、Googleアカウントがあれば、誰でも簡単にホームページが作れるサービスです。
Googleフォト、Googleカレンダー、YouTubeなど、Googleアプリとの連携で、コンテンツに直接挿入できるのが特徴的です。
保存容量は、従来のGoogleサイトとは違って、「新しいGoogleサイト」では、新規作成のGoogleサイトやサイトに埋め込まれたコンテンツは、Googleドライブの保存容量を消費しません。(従来のサイトを利用している方は移行できるようです)
独自ドメインは、Google Workspaceの契約すれば利用できます。Googleドメインは新規サービスを終了したので、別会社でのドメイン取得が必要です。
構造的にブログ更新には向いていませんが、独自ドメインが使えない以外制限がないようです!
WordPress.com
WordPress.comは、ブログを中心にしたホームページ作りに最適です。
無料プランでもページ数に制限がなく、保存容量も他のサービスよりも大きく1GBです。
(2021年3月31日以前に提供開始されたWordPress.com 無料プランには、3 GBの保存容量がありますが、2021年4月1日以降に新規作成された無料サイトの保存容量は、1 GB です。)
無料プランでは独自のウェブアドレス(独自ドメイン)を使うことができず、有料プランの契約とドメイン取得が必要です。
でも、SEOに強いと評判のワードプレスとは別物である点には、ご注意ください
一般的にSEOに強いと言われているのがこっちのWordPress.orgです。なんで強いのかというと、Google検索に見つけてもらいやすい構造になっていること、いろんなプラグインでSEO対策できることが理由のようです。
ホームページを作ること自体は無料で可能ですが、ネット公開のためには、独自ドメインとレンタルサーバーの契約が必要で費用がかかります。
サポートがなく、自分で調べて解決するのが基本。なので、専門家に外注する必要が出てくることもあります。
私はConoHa WING(コノハウィング)のベーシックプランでドメインとサーバーを契約中です
ダッシュボードが見やすいのが気に入っています
(私のホームページには、ブログが150記事くらいあります)
ペライチ
ペライチは、1ページだけのランディングページを作るのに最適です。
テンプレートがたくさんあって、画面に表示される指示に従って、要素をドラッグ&ドロップするだけでデザインできます。
自分だけのウェブサイトアドレス(独自ドメイン)は有料プランや独自ドメインオプションの契約が必要です。
ペライチは、事前決済が必要な予約、フォームの埋め込みなど、オプション機能がとても魅力的
Jimdo
Jimdoには、質問に答えるだけでホームページを作ってくれる「AIビルダー」という機能があり、初心者でも簡単にプロのようなサイトが作れます。
最初に「AIビルダー」か「クリエイター」かを選択する必要があり、その後の変更不可能なので注意が必要です。
また、無料プランだと商品数や支払い方法に制限はありますが、ネットショップ機能が使えるのが特徴的。
自分だけのウェブアドレス(独自ドメイン)を使うには、有料プランが必要です。Jimdoでドメイン取得できますし、別途取得しているドメインを接続することもできます。
ネット販売をしたい人にいいかも
STUDIO
STUDIOも、直感的にサイトがデザインできるサービスです。
複数人での共同作業にも対応しています。
自分だけのウェブアドレス(独自)を使うには、有料プランに契約する必要があります。ドメイン取得は他のサービスを利用することになります。
各プランで、公開ページ数や月間PV数に上限があり、上限を超えると表示されなくなる点には注意が必要です。
PV数を超えてバズったら、表示が遅くなるんじゃなくて非表示になってしまうのが困りますね。バズりは目指さず、数ページで構成するホームページには使えそうです
Wix
多彩なデザインテンプレートと、直感的に操作できるところが魅力です。
特別な技術や知識がなくても、プロのようなホームページを作ることができます。
ただ、テンプレートを変更できない点には注意が必要です。
独自ドメインは有料プランから利用できます。
動きのあるページも容量が増えると、編集速度が遅くなることもあるようです
Ameba Ownd
管理画面もテンプレートもスタイリッシュで、キレイなホームページが作れます。
ブログ作成も可能で、アメブロにシェアできるのが便利で、BASEとの連携機能があります。
自分の好きなウェブアドレス(ドメイン)を使いたい場合は、別途ドメイン取得サービスを利用する必要があります。ドメイン取得だけだと年間800~5,000円で利用できます。
2024年4月時点では無料プランで利用できるページは3ページ、サーバー容量は500MBに制限されています。
Ameba Owndでアメブロ連携をさせると、「アメブロのヘッダー付近のメニュー」がAmeba Owndと同じようになります
アメブロやBASEを使っている人でホームページを手軽に作りたい人にはおすすめかも
結論
サービス名 | かんたん | デザインの自由度 | 独自ドメインOKのプラン | ビジネス向け機能 |
---|---|---|---|---|
Googleサイト | ||||
WordPress(.com) | ||||
ペライチ | ||||
Jimdo | ||||
STUDIO | ||||
Wix | ||||
Ameba Ownd |
以上のサービスを使えば、特別に専門知識がなくても、自分のホームページを作ることができます。
完全無料でホームページを作るのなら、独自ドメインサイトは選択不可です。
年間800円程度からで済ませたいなら、Ameba Ownedで3ページ作成のみのシンプルなホームページ。
ブログ機能を持たせたいならWordPress.com、ブログは外部でいいならGoogleサイトがおすすめです。どちらも独自ドメインの費用とは別でプラン料金が必要です。
自分でアップデートできるのであれば、ConoHa WINGなどのレンタルサーバーとWordPress.orgが一番自由度が高く低コストです。でも時間や知識がなく、資金力もあまりない場合にはおすすめしません。
ホームページを作成する際には、単にウェブサイトを「作る」だけでなく、「なぜそのサイトを作る必要があるのか」「どのようにサイトを通じてメッセージを伝えるのか」をしっかりと考え、計画的に進めることが成功の秘訣です。
作成したら、選んだホームページ作成サービスが、コンセプト実現に向けて効果的にサポートしてくているかを確認しましょう。
竹本ひろこ|コンテンツ組み立て人
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