世界的ベストセラーの『こんまりさん』こと近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」ですが、実践してみて失敗した私の体験談です。
こんな失敗する人が、私だけじゃなさそうな気がしてきたので、書いてみました。
どなたかのご参考になれば。
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こんまり流「ときめく片づけ」の失敗談
ときめく片づけの魔法との出会い

私は30年ほど片づけが苦手で生きてきました。
子どもが生まれて、どうにかしないといけないと奮闘しました。
私がライフオーガナイザー®になったきっかけという記事は、私の奮闘記です。
当時流行り始めたのが、近藤麻理恵さんの「人生がときめく片づけの魔法」です。
5年以上前ですが、私も読みました。
そして、『洋服祭り』をしました。
でも失敗したなって思いました。
片づけには二種類あります。「日常の片づけ」と「祭りの片づけ」です。
近藤麻理恵著「人生がときめく片づけの魔法」P.46より引用
成功と失敗

『洋服祭り』では、好きか・気に入ってるか・また着たいと思うか、そういう基準で要る・要らないを分けて、20点以上の服を処分しました。
「いつの時代の人でしょうか?」という服も、全く着る機会のない服も、「高かったから」といって保管していました。
『洋服祭り』のおかげで、クローゼットに収まりきらなかった、もう着ない服とすっぱり別れられました。
まとめてリサイクルショップにもっていって、すごい安値で引き取られました。
すごい安値が失敗なのではありません。
何が失敗だったかというと、必要な服も処分してしまったということ。
処分した服のうち、セットアップのノースリーブは、「めっちゃ気に入ってるわけではないけど、使える服」でした。
失敗の原因をよく考えてみると
触った瞬間に「ときめき」を感じるかどうかで判断する
近藤麻理恵著「人生がときめく片づけの魔法」P.59より引用
私は触った、「ときめく」を「好き・好きじゃない」だけで判断していました。
「私にとってのときめき」
今となっては、機能的かどうかという基準も私にとっては、重要だったんだとわかります。
やみくもにモノを減らすことは、幸せにつながるとは到底思えません。
自分の判断基準をつくることが大切なんですね。
本には、この前の節にこうあります。
モノを捨てる前に「理想の暮らし」を考える
近藤麻理恵著「人生がときめく片づけの魔法」P.54より引用
たけちゃん
失敗の原因、それなんじゃないの?
当時の私は、「モノが多いから片づけられない、とりあえずモノを減らさないと!」
そんなふうに考えていました。
たけちゃん
「理想の暮らし」を考える
「理想の暮らしを考える」とか、面倒くさくてイヤだったりしません?
ですが、この考える・イメージする作業をせずに、整理作業を始めると、『祭りの片づけ』で失敗した私のようになる可能性が…。
そして、「なかなか整理しきれない」という壁にぶち当たるかもしれません。
整理しているうちにみつかることもあると思いますが、最初に自分の重要な基準・価値観は決めておくと整理がはかどります。
おわりに
現在のクローゼットは、「ためこまないクローゼットの整理」を経て、「ズボラでも元に戻せるクローゼット」になりました。


ライフオーガナイズの片づけでは、自分の価値観は最初に明らかにします。
自分に無理のない、自分らしさを大切にすることで、リバウンドを防ぎます。
自分が「ときめく」基準をみつける作業です。
整理収納サポートの初回訪問で一緒に見つけましょう。