桜が咲く頃、「令和3年春季展 笹部さくらコレクション 江戸に桜(はな)ひらく」に行ってきました。
笹部新太郎という「桜守」かつ「桜コレクター」の展示です。
昨日までは臨時休館してたようですが、また見られるようになってる。
よかった。
奈良時代から花見の風習があったぽい。(うろ覚え)
今より道具も素材も描きやすいようには思えないけど、花弁や幹の表現が繊細で美しかった。
「桜狂い」の人たち、「桜狂い」が生み出すものに魅了される人たち、桜フェス、桜推し、熱狂だなー、なんて思った。
笹部新太郎の活動が沁みる。
桜守・笹部新太郎の遺志を引き継ぐ人たちが出たのも必然だと思う。
桜守公園の南側にマンションが計画された。日陰になると笹部桜が枯れる。住民は署名活動をはじめ、公園にしようと不動産会社と神戸市に陳情を繰り返した。バブルで地価が高騰しており、不動産会社は計画をあきらめない。笹部桜の重要性、住民がいかに愛着を持っているかを訴え、1992年に神戸市が買い取り公園になった。
「桜守」その後 | よみがえる鎮守の森と桜の園
この引用を持ってくるために読んだ記事。
初めのほうも、桜愛が危険で泣きそう。ぜひ読んでほしいけど、リンク切れてた。
この展示で気になったことが、もうひとつあったから、別で書いておこー。