夢中になってる人のが、欲しい。

この記事で「桜狂い」という言葉を出しましたが、ほかにも「桜狂い」の人を知りました。

桜画ばかり描く画家、三熊思孝(みくましこう)。

掛け軸に書かれた桜は本当にきれい。

三熊派という人たちの作品も本当に息が止まるくらい美しい。

透ける花びら、木の皮が重なる幹、筆をトントンおろしたような葉っぱ。

三熊思考が語ったような言葉が展示にあったんですが、その内容に私は疑問をもったんです。
メモしてきました。

麒麟、鳳凰、龍などの自分が見たことのない想像上の生きものを描くのは、見た人をその瞬間楽しませているかもしれないが、世の中にとって利益がない。それに対して桜は日本にしかないもので、これを描くことはこの国に生まれた者の務めである。『枕草子』に「絵に書くと実物よりも見劣りするもの」として桜があげられているが、それはこれまでうまく描ける者がいなかったためで、この習熟に励むことを生涯に励むことを生涯の目的にしたいと思い立った。

これを読んで私は「瞬間でも楽しめたら世の中に利益がないことはないやろ?」と思ったんです。
想像上の生き物の絵でも、何かしらの力をもらう人にしたら価値はあるだろうし。

もしかしたら、桜だけを描く理由をこじつけてるんじゃないかなって。
自分がやってることに正当性とか確固たる理由をつけたいもんかもしれない。

ヘンリー・ダーガーは創作活動を誰にも語らなかった。思孝は語った。
どっちもいいし、どうでもいいのかもしれない。

「たぶん、この人たちは少なくとも自分は楽しんでいる」
「でも鳳凰とか龍とか描いてる人のことを利益ないとか言わんといてほしいわ」
(たとえば、草場一壽さんの絵は、あるだけでご利益ありそうやん?)

そんなところに落ち着いた。

うん。思孝もいいし、ダーガーもいいんだ。
(殺戮や幼児虐待の描写が多い、ダーガーの作品自体は好きじゃないけど)

思孝や三熊派の絵は、この本にいっぱい載ってて。
私は図書館で借りました。

こうやってアートに興味を持ったきっかけのひとつ。
感謝とともにご紹介します。
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