そもそも、なぜ看護師になろうと思ったのかという話を書いておきたいと思います。
たけちゃん
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看護師の母に憧れてはなかった
看護師の母は看護師というような「親の背中を見て志す」というパターンも多いです。
今はもうご隠居さんですが、私の母も看護師(准看護師)でした。
でも私は、母に憧れたのではありませんでした。
「母のようには絶対になりたくない」と思っていました。
仕事に忙しくて、家は散らかっていました。
家では、料理と洗濯くらいしかせず、子どものことも放ったらかしだったんです。
たけちゃん
なぜ看護師になったのか
介護福祉の分野を目指す
ちらっと、この記事でも話したのですが、私は自信に満ち溢れた人間ではありません。
今もそうです。
高校3年の頃、メンタルがボロボロでした。
両親の離婚や家族の病気、自分も病気になったり……。
自分なんて世界でいちばん大嫌いで、自信なんてひとつもありませんでした。
そんな中、「私もマンパワーとして少しは役に立つかもしれない」という希望をみつけました。
将来就きたい職業なんて全くわかりませんでした。
とりあえずマンパワー不足の介護福祉の分野に就こうと思い、介護福祉系の専門学校に入学しました。
専門学校では、仲間には恵まれました。
でも、信頼していた講師が刑事事件で逮捕されたり(!)、新設の資格を取得するべく同じコースの仲間と受験したのですが卒業後に資格自体がなくなったり、まあいろいろありました。
これではマズいと学校側の働きで、ホームヘルパー2級(現・介護職員初任者研修)を得ました……。
介護職だけど、病院に就職

専門学校の紹介で、看護助手(看護補助)として大阪府内の病院に就職しました。
介護福祉士ではないので、介護施設の職員に採用されるのは難しかったんです。
たかが20歳前後の人間で家事も介護も実際にはろくにしたこともありませんから、まずは病院で働きます。
そこで働くスタッフとは仲は良かったんですが、ある看護師は処置中に、認知症での患者さんをよくからかっていました。
私はそれがとても嫌でした。
「私が看護師になったら、そういう看護師に出会う人が少しは減るかもしれない」
そんな変な正義感から、看護師を目指しました。
それが私が看護師になった理由です。
私一人が看護師になったところで影響なんて少ないかもしれないけど、ちょっとは変わるかもしれないと思いました。
実際に、看護学校に通って授業や臨床看護実習を通して、看護の魅力にハマりました。
いろんな人との出会いにとても感謝しています。
もちろん、私に不満を抱かせた看護師にも!
たけちゃん