
今日、9月12日は、SOHOビジネス整理術認定講座・基礎編のオンライン開催でした。
私にとって、初のオンライン講座!ですので、マンツーマンで開催しました。
この記事では、受講生さまにいただいたご感想から、オフィスオーガナイザーがお伝えしているビジネス整理に触れていきます。

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「SOHOビジネス整理術認定講座・基礎編」に参加されたご感想

受講生さまから掲載許可をいただきましたので、ご紹介します。
自宅での整理と、ビジネスにおける整理の違いを認識させられました。 整理の前のオーガナイズが土台であることを初めて知りました。 自分のセキュリティ対策が甘かったことに気付かされました。保管する書類のフロー文書、ストック文書、リファレンス文書の選別の必要性を感じました。

気づきのポイントをまとめてくださいました♪
では次に、受講生さまの気づきをひとつずつ、ひも解いていきます。
SOHOビジネス整理のポイント4つ

①自宅の整理とビジネスでの整理の違い
「整理だから、一緒でしょう?!」と思われるかもしれませんが、違うんです。
自宅の片づけでは何を重視していますか?
「家事ストレスを減らしたい」
「お気に入りのものに囲まれて暮らしたい」
「いつでも人が呼べる家にしたい」
ここに挙げた中には自分のテーマはないという人も。
そう、人それぞれ目指すものって違うんです。
ビジネスだといかがでしょうか?
ビジネス整理で重視することはシンプルなんです。

もったいぶって申し訳ありませんが、これはぜひ講座で確認してください。
②整理の前のオーガナイズが土台
ライフオーガナイズに特徴的なのは、整理という実作業の前に、思考の整理をするところです。これをオーガナイズというステップとしています。
整理とは「要不要を分けること」ですが、その基準ってありますか?
基準もなくてやみくもに、「要る」「要らない」で分けると、失敗することが多いんです。
整理してもまたものが増えてしまったり、整理作業自体がはかどらなかったり。作業にも、毎日の仕事にも、嫌気がさしてしまいます。

問題解決のため、理想実現のために、オーガナイズはとても大切なステップなんです。
③セキュリティー対策
セキュリティー対策も、自宅の整理と違うところです。
- もしものトラブルを避けて損失が防げる
- セキュリティー対策を示すことで信頼を得る
これがセキュリティー対策の効果です。
ビジネス整理は、効率と安全を重視した、ビジネスの目的を達成するための手段のひとつ。

ビジネス整理は、経営戦略なんです。
④文書の選別
講座で使用するテキストです。
不要とわかった書類を手放せば、あなたはこれまで抱えてきた書類やデータの数を圧倒的に減らすことができます。あとは、手元に残った「フロー文書」「ストック文書」「リファレンス文書」を適切に整理・維持していけばよいのです。
高原真由美 『徹底図解 成果が必ず出る!ビジネス整理術』、日本文芸社、2013、p143より引用。
- フロー文書は、進行中の書類
- ストック文書は、一定期間保存が必要な書類
- リファレンス文書は、参照する書類
それぞれ、整理・維持管理の方法が違います。
扱い方の違いは、効率のよい整理収納のキーポイントになります。

書類の話だけでも2時間講座になっちゃいます。
基礎編を受けてくださったSOHOワーカーの方には「仕事の書類整理術セミナー」をアレンジして個別オンライン開催します。
3S/5Sとはちょっと違った角度から見てみよう
会社の片づけ整理収納などは、3S/5Sと呼ばれる業務改善・効率化のプロジェクトとしてよく知られています。
- 3S: 整理・整頓・清掃
- 5S:整理・整頓・清掃・清潔・しつけ
ビジネス整理では、目的はひとつ。
そして安全対策はしておかなければならないことなんです。
一方で、オフィスオーガナイズは、人間は一人一人違うということが前提のライフオーガナイズをベースにしています。
一見相反するような2つをミックスして、 オフィスオーガナイザーはSOHOワーカーが安全に整ったビジネススペースをつくるお手伝いをしています。

片づけのプロにも好評の、セキュリティー対策・書類整理を学んで実践していきましょう。