「おすすめの収納アイテムは何ですか?」
出張片づけ講座でもよくあるご質問です。
口コミやレビューを参考にしたお買い物は、失敗を減らせると思っています。

今回は片づけのプロ、ライフオーガナイザー®300名を対象にした収納アイテムのアンケート結果とわが家での収納事例ご紹介します。
どうぞお買い物のご参考にしてください。
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片づけのプロが選んだ収納アイテム

まず、①プロが自宅に選んだものと、②クライアントさまに選んだものの、2部門のランキングを一挙にご紹介します!
このランキングは、片づけのプロであるライフオーガナイザー300名を対象に、 2019年6月一般社団法人日本ライフオーガナイザー協会独自調査したものです。
1位:IKEA SKUBB(スクッブ)シリーズ
2位:無印良品ポリプロピレンファイルボックス(スタンダードタイプ・スタンドファイル含む)
3位:ニトリNインボックス
4位:無印良品やわらかポリエチレンケース
5位:無印良品ポリプロピレンケース引出式
6位:IKEA RASKOG(ロースコグ)ワゴン
7位:ニトリ カラーボックス
8位:ニトリ ファイルボックス
9位:無印良品ポリエステル綿麻混ソフトボックス
10位:フェローズ バンカーズボックス
1位:IKEA SKUBB(スクッブ)シリーズ
2位:ニトリNインボックス
3位:フェローズ バンカーズボックス
4位:無印良品ポリプロピレンファイルボックス(スタンダードタイプ・スタンドファイル含む)
5位:ニトリ カラーボックス
6位:天馬 Fits収納ケース
7位:セリア プレンティボックス
8位:ニトリ 吊り戸棚ストッカー
9位:無印良品やわらかポリエチレンケース
10位:ダイソー 積み重ねボックス
自宅にあるのと同じ収納アイテムがランクインしていると、なんだか安心感。

続いて、ランクインした収納アイテムから3点厳選し、わが家の事例を織り交ぜてご紹介します。
竹本家で使用中の収納アイテム3選
①IKEA SKUBB(スクッブ)シリーズ

プロの自宅・ご提案どちらでも堂々の1位 !
スクッブシリーズは、機能的で私も大好きです。
「サイズが豊富、軽い、安い」のほかに、「使わないときは折りたためる」のがいいところ。
ホワイトは11アイテム、ブラックは10アイテムある中で、わが家で使っているのは3種類です。
ボックス6点セットは、小物の収納に


引き出し内でインナーを仕分けています。
しわが気にならない靴下やショーツをポイポイ放り込むだけの、ざっくり収納です。
収納するものが見つかりやすいように、中身によって白と黒を使い分けたり、そうでもなかったり。
テキトーに使っています。

使わないときは折りたためるから邪魔になりません。
小物の一時的な保管場所にも活躍中です。
大きな収納ケースは、季節の寝具収納などに


ベッド下収納にも使えるアイテムですが、わが家では立てて押し入れの中で使っています。
ラベルシールが貼れないので、100円ショップのネームカードで中身を表示中。
持ち手がついていて、ポリエステル素材でスルスル滑るように取り出せるのも素晴らしいです。
手に届きやすい高さで縦型に収納すると、少々重たい布団も出し入れしやすくなり、機能性にうっとり。
横置きしたスクッブケースには、私の母のお泊りアイテムをごっそり収納しています。
②無印良品ポリプロピレンファイルボックス(スタンダードタイプ・スタンドファイル含む)

収納やインテリア雑誌では必ずと言っていいほどみかけるド定番のアイテムです。
大人気アイテムで、色はホワイトグレーと半透明の2色、サイズのバリエーションがとにかく多く、収納アイテムをこのシリーズでそろえることもできそうです。
わが家にある3種類のうち、特に気に入っているのが「スタンダードタイプ」です。
書類収納に


プロジェクトとともに書類も増えた2018年に、収納しきれなくなった書類の一時保管場所として購入しました。
“ 無印がいいや、というよりは無印でいいや、です。不満はなく、納得よりの満足といった感じ。 ” と、東條真紀さんが書かれていますが、私もまさにそう。
無印良品のアイテムには「無印でいいやん」の安定感があります。
白さやサイズでニトリのファイルボックスを選ぶ人もいるのかもしれません。
周辺小物も豊富

ひっかけて使う小物ポケット(上の画像)、フタ、キャスターなどの周辺アイテムで、収納方法のバリエーションがさらに広がりました。
≫ポリプロピレンファイルボックス・無印良品

低学年うちの、リビング学習にも役立ちます。

※無印良品のポリプロピレンアイテムの劣化が報告されていると、榎本麻子さんに教えていただきました。
③フェローズ バンカーズボックス

バンカーズボックスもド定番の収納アイテム。
シンプルな見た目と頑丈な作りでファンも多いです。
「とにかく丈夫(商品により15~65㎏の重さOK)、シンプルな見た目、組み立てが簡単」という特徴で100年以上愛されてきた収納アイテムです。
書類保存に


仕事関係の書類をガサッと収納しています。
以前はダイソーの「A4文書が入る箱」に書類を保存していました。
でも、入るぶんだけ書類を入れるとだんだん角がつぶれたり破れてしまったりして、耐久性には難アリ。
そこで、100円ショップの紙製ボックスは軽いものの収納にして、バンカーズボックスを本命の収納アイテムに変更したわけです。

ご提案部門で7位にランキングした、セリアの「プレンティボックス」はやはり耐久性には難アリですが、バンカーズボックスより小さめサイズで子どもでも扱いやすいです。

季節の衣類収納


オフシーズンの衣類もほとんどハンガーに掛けていますが、衣類小物や部屋着はボックスにポイポイ放り込み収納しています。
100円ショップのボックスを使っていた頃は、特に冬の部屋着がパンパンのギューギューに詰め込まれていました。
バンカーズボックスにグレードアップしたことで、丁寧に扱わなくてもいい気楽さもありつつも、重く大きくなりました。

高いところでの使用には要注意です。
収納アイテム選びで失敗しないために


いろんな収納アイテムをご紹介しましたが、衝動買いは禁物です!
収納アイテムは、物の定位置確保に役立ちますが、収納アイテムばかり集めても意味がありません。
物の持ち方や生活スタイルが変わると、「場所をとる」、「要らない」と煙たがられるNo.1が収納アイテムなんです。
素敵な収納アイテムが目に付いたり、収納事例を見るとマネしたくなったりすることもあります。
そんなときは「とりあえず収納アイテムを買いに走る」のではなく、
- 自分の生活や好みを見つめなおすところから始める
- 作業の手順を守る
で、失敗がなくなるはずです。
≫整理収納に凝る人がやりがちな5つの失敗(経験済み)
「失敗したくないけど、私の場合はどうすればいいのか知りたい」という方はぜひLINEでご相談ください。

片づけで悩むことなくもっとラクに、もっとやるべきことに注力できる毎日を送れるよう、整理収納を支援しています。